家具の読み物
実店舗便り

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飛騨高山へ、展示会に行ってきました

家具業界では毎年9月の恒例行事となっている飛騨高山の展示会へ今年も行ってきました。
「飛騨の家具」としてまとめて語られることが多いのですが、飛騨高山には沢山の家具メーカーがあります。その中で「製品の木部加工がすべて飛騨地方で行われている」や「10年間の保証期間を設ける」など厳しい基準を満たした家具が「飛騨の家具」として認められるのです。

数ある飛騨高山の家具メーカーのなかで、現在、私たちがもっともお付き合いをさせていただいているのが飛騨産業。キツツキのマークでおなじみ、飛騨高山でもっとも古くから家具を製造するメーカーで100年近くの歴史があります。

その時代にあわせて少しずつスタイルを変化させる飛騨の家具。現在では、よりシンプルに木の持つ質感をダイレクトに感じられる家具が増えています。そのシンプルな家具の中に、木を曲げて使う「曲げ木」の工法など飛騨の家具の伝統的な技術が存分に詰め込まれています。

こちらは今回発表された新作ダイニング。飛騨産業らしい柔らかなフォルム。丸型の一辺だけカットされている天板がポイント!

こんな木彫りの熊さんも登場しておりました。重いけどなんともいえない愛らしさ・・・

木の魅力をたっぷりと引き出した優しいフォルムに細部まで込められた職人の技術、今回の展示会で家具に触れていると「やっぱり飛騨の家具っていいなー」と再確認しました。
そのほかにも、個人で活動されている木工家さんとお話をさせていただいたり、飛騨ならではのおいしいものを味わったり(笑)充実の1日。これからも飛騨の魅力をしっかりと皆様にお伝えしていこうと誓う日帰り旅でした。

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