雑貨の読み物
新商品紹介

雑貨の読み物
新商品紹介

飛騨高山の木工房 オークヴィレッジ

1974年の創業当初より、木という身近な素材を使い、環境と共生を目指したもの作りを続けている高山を代表する工房の一つです。国産の無垢の木にこだわった家具や木のおもちゃや文具、時計など様々なジャンルの木製品を手掛けています。やさしい素材、見飽きることのない色や形、心地良い音や響きなど自然豊かな森をイメージした子供のおもちゃなどには定評があります。

カッコークロック 森の巣箱

カッコークロック 森の巣箱

巣箱からカッコーが顔を出しやさしい音で時を告げます。屋根と振り子と針は深い色合いのエンジュ、本体はくっきり、やさしい木目のセン、カッコーは白く滑らかなトチを使い、日本の森を表現しています。大和屋家具店にも3年ほど前からカッコー時計の展示があり時を告げています。
仕事をしながらカッコーの音を耳にしていますが、その音は心地よく飽きません。30分毎にも一度鳴くのですが、時間を告げてくれると言うのはいいものですよ!来店されるお客様もその音を楽しみにして下さっています。時計の前に座るお子さんを見ているのも何とも微笑ましくていいものです。

森の動物積み木

森の動物積み木

無垢の木々を使い、子供が親しみやすい森の動物達を表現しています。日本の森に住む動物をモチーフにした積み木は絵本作家のスギヤマカナヨさんのデザインです。子供達がいろいろな想像を巡らせ遊べるように、親子やつがいを含めた構成になっています。多様な遊び方で楽しめる積み木は大人が触れていても癒され、童心に戻れるアイテムじゃないでしょうか?親を探したり、積んでみたり、パズルにしてみたりと、身近にあるたくさんの命、命のつながりなど子供と一緒に大人も考える時間を持ついい機会になると思います。積み木は生態系豊かな里山を代表する広葉樹で作られていて、色合いや重さ、肌触りを感じられるよう、余分な装飾や色は付けていません。木本来の色や木目が残るよう塗装はしていません。使うほどに色が入り、肌触りは滑らかになり、経年変化を楽しんで頂けます。

海の生き物積み木

海の生き物積み木

生き物達のモチーフには海に囲まれる日本にとって身近なものばかり。
大きい魚や小さい魚、ふだん食卓にのぼる魚達もいます。大きな魚は小さな魚の命を頂いて、私達も海の恵を頂いて、その命をはぐくむ海の水は木々の力できれいになり、豊かになっていくのです。そんな命のつながり、海と森のつながりを積み木の中で再確認出来るのです。もので溢れている現代ですが、光も付かなければ、電子音もしません。色は木本来の色だけです。人の手で丁寧に仕上げられるおもちゃからは教わることがいっぱいです。

森の合唱団

森の合唱団

鍵盤がすべて同じ大きさなのに音階を奏でる不思議な木琴!樹種の違いで音階が変わり、違う音を奏でます。木はそれぞれ密度が違い、叩くと鳴る音も違いがあります。弾いた時の音だけでなく、それぞれの木の色、木目や手触りや香りなど日本で育つ木の違いが分かるように作られ、樹種の違いが目でも分かるように、鍵盤には名前が焼印で押されています。木は見た目だけでなく、五感で感じられるさまざまな表情があり、この小さな木琴の中にも、作り手の思いやメッセージがたくさん込められていると思います。

木琴は子供の純粋な感性で遊び方を見つけ出すことができ、成長に合わせて遊べる玩具です。叩くだけでも楽しい!曲が弾けたらもっと楽しいなど、自然が作り出すやさしい音は大人になった私達も忘れていないように、子供の心にも響くと思います。大和屋家具店の店内にも触れて頂けるスペースを設けてありますが、子供にも人気があるのですが、半分は大人のお客様が≪キラキラ星≫≪ドレミの歌≫を弾いて童心に返ってらっしゃいます。2年ほど展示で使っている木琴は少し色つきいい色に変化しています。無塗装で仕上げられているので、木々の色の変化もよく分かり、艶っぽさも感じます。

私自身、子供の小さかった頃に買い与えていた木のおもちゃは愛着があり、他のおもちゃは処分してしまいましたが、木のおもちゃは大切に保管してあり、たまに見ては幼く可愛かった子供達のことを思いだしたりします。木におもちゃには他にない癒し、温かさを感じるのはなぜなんでしょう?それはひとつひとつの物に作り手の心がこもっていて、使う子供達のことを考え、使っている時にケガがないように最新の注意をはらい、願いを送り出すように作られるからだと思います。気持ちのこもった物のパワーを感じ、お客様にも伝えて行きたいと思っています。オークヴィレッジの商品にはそんな職人の心が宿ったものばかりで、癒しさえ感じます。紹介しきれない商品は店頭にてお話させて頂きます。
ぜひ、森の木々の温かさを味わいにお越し下さい。

LINEで送る
Pocket