家具のお手入れについて -Maintenance-

オイル仕上げ家具のメンテナンス

普段のお手入れ

お食事のあとはよく絞ったふきんで水拭きをしてください。
水やお醤油などをこぼしたときは、シミの原因となりますのですぐに拭き取るようにしてください。

お食事のときにはランチョンマットやコースターなどを使っていただくと傷やシミの予防になります。
デザインを変えて使えるのもランチョンマットやコースターのおすすめポイントです。
使うお皿や季節に合わせて色々なテーブルコーディネートを楽しみながらお食事をしていただけます。

年に1、2回のお手入れ

お食事の後の水拭きなどで表面のオイルは徐々に薄くなっていきます。
年に2回を目安にオイルを塗りこんでいただくことで天板の表面を保護し、傷がつきにくい状態を保てます。

オイル仕上げ家具のメンテナンス

用意するもの

1.家具用のオイル
2.ウエス(着なくなったTシャツなど、きめの細かい綿布が最適です)
3.中性洗剤(水で10倍程度に薄めて使います)


STEP1

乾いたウエスで表面の汚れやホコリを取り除きます。

ここがポイント!

普段の使用でついた汚れをしっかり拭き取りましょう。がんこな汚れは薄めた中性洗剤を使って落とします。
このとき水分が残っているとオイルが行き渡らないので、こちらもしっかり取り除きます。


STEP2

きれいなウエスにオイルを 染み込ませます。

ここがポイント!

使用前のオイルは容器の底に沈殿していることがあります。必ずよく振ってから使うようにしましょう。
また、使用前には必ず目立たないところで試してから天板に塗りこんでいきましょう。


STEP3

木目に沿ってオイルを塗りこみます。

ここがポイント!

厚く塗るとベタつきやムラの原因になります。薄く、全体に延ばすように塗っていきましょう。
忘れがちなのが天板の側面。側面までしっかり塗ることで長く使っていった時に差が出るんです。


しばらく乾燥させます・・・
(季節によりますが、約10分から20分が目安です)

STEP4

新しいウエスで表面に残ったオイルを拭き取ります。

ここがポイント!

この拭き取りが意外と重要なんです。しっかりとオイルを取り除くことできれいな木目に仕上がります。
拭き取るときは天板の端から端まで途中で止めずに拭き取りましょう。ムラを無くすワンポイントです。


この後半日ほど乾燥させ、最後に軽く乾拭きをしてメンテナンス完了!
お疲れ様でした!

最後のポイント!

オイルが付着したウエスは熱を持ち、自然発火する可能性があります。
一度、水に浸けてから処分してください。

ここまでは傷やシミの予防方法をお伝えしてきましたが、愛着を持って使っていると傷やシミは必ずついてきます。私たちの考える木製家具の一番の良さは、こういった傷・シミが思い出となり、その家具の個性となって、より愛着を持って使えることです。

メンテナンスをすることで風合いが増していくのもオイル仕上げの特徴です。
ぜひ、愛着を持って、楽しみながらお使いいただければと思います。



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