大和屋家具店の井上です。
飛騨の匠、日進木工を代表するWhite Woodシリーズが届きました。
こちらのシリーズは北欧の家具などチェックされている方なら、
ご存じの人も多いかと思います。
シリーズ名である「ホワイトウッド」の名前の通り、
白くて美しい良質なナラ材を贅沢に使用し、
肘先など特徴的な場所にブラックウォールナットを組み合わせ、
オーガニック(生命力)でクラフト(手工芸)な、
モダンデザインをコンセプトとして誕生したホワイトウッドシリーズ。
今年で14年目となるロングセラーとなっています。
違う樹種を組み合わせるのは乾燥収縮率など木材の特性上、
当時は業界のタブーとされていた加工です。
始めはテーブルの天板からスタートして、
今では2材種で作られる製品も多くなりましたが、
それでも肘先のような繊細な場所に違う材を用いるのは、
強度的にもかなりチャレンジした加工です。
これは、木材を見る目と高い組み木の加工技術が、
今なお継承されている日進木工でなければ、
出来ない製品だと感じました。