雑貨の読み物
新商品紹介

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初夏を感じる中川政七商店のインテリア小物達

蚊帳ふきんでおなじみの中川政七商店。通年のお取り扱いがありますが、特にこの季節はオススメしたいものが沢山あります。今回は入荷したばかりの商品をご紹介します。毎年この季節のインテリア小物や器などを楽しみにしているお客様が多いのですが、中川政七商店がプロデュースする夏の小物達は本当に素敵です。四季のある日本に生まれてよかった!季節を感じながら過ごせることの喜びを味わいながら、色や音で涼しむのは本当の癒しかもしれませんね!

江戸風鈴

東京の伝統工芸品である江戸風鈴。その技術を伝承し、100年以上前から風鈴をつくり続ける篠原風鈴本舗が一つ一つ丁寧に仕上げたもの。宙吹きと呼ばれる型を使わない技法を使って作られる風鈴は音色が異なり、個性を持っています。底面の切り口はわざとそのままにし、貝で作られた舌が触れるたびに少し懐かしい音色を奏でます。短冊も手織りの麻で仕上げ見た目の美しさも職人の技が詰まっています。手作りガラスの風鈴は涼し気で、人の作り出す物のぬくもりを感じます。

「白巻」

「白巻」

色を付けた後、すっきりとした直線を出す為に不要な所を拭き取るという作業によって生まれます。

「藍丸紋」

「藍丸紋」

青色の中に少し白を混ぜ、水彩画のように軽やかに仕上げられたもの。

益子焼の風鈴

益子焼の風鈴

栃木県益子町で生まれた益子焼。飾り気のない、土本来の表情がやさしい音色を奏でます。鉄分を多く含む土はカランと高い音。軽く、涼やか!ガラスとはまた違った印象です。音を鳴らすための舌も陶器製。口部分は釉薬で少しつやと色でアクセントを!土そのものの風合いを生かした素焼き仕上げは素朴でなんとも言えない風合いです。

高岡銅器の風鈴

高岡銅器の風鈴

鋳物作りが盛んな富山県高岡。仏具の生産が盛んな高岡銅器の「おりん」を使って作った風鈴です。音にこだわった銅合金の配合とおりんを叩く楢の木の棒で、まねのできない美しい響きを奏でます。涼を音で表すとこんな音かもしれません。今年一押しの風鈴です。

南部鉄の燕鈴

南部鉄の燕鈴

南部鉄器の産地として知られる岩手県で職人の手によって作られる鉄製の風鈴です。夫婦で子育てをするツバメは幸せをイメージさせる縁起のいい鳥。幸せを呼んできてくれそう!南部鉄でできたツバメの家族が触れ合うと、チリンチリンとやさしい音がします。風に揺れ、触れ合っている3羽の姿を見るのも癒されます。自宅に飾るのもいいですが、幸せを運んでくるツバメはプレゼントにもピッタリです

季節を感じるてぬぐい「あじさい」

季節を感じるてぬぐい「あじさい」

紫陽花を大胆にデザインしたもので、花も葉もシンプルに仕上げた柄は和でも洋でも使えます。てぬぐいは裏表がなく、ぼかしやにじみが個性です。絵のように飾ってもよし。カゴなどにかけてもよし、吸水性に優れ、乾きの早いてぬぐいは夏向けのタオルにも、自由な発想でお使い頂ければいいと思います。

「柳に燕」てぬぐい

「柳に燕」てぬぐい

柳と言えば燕と言うくらいスタンダードな組み合わせ。淡い水色の空と白い柳、黒い燕のコントラストがなんとも素敵!顔の赤いぼかしが味わいに!注染(ちゅうせん)という技法で染められたもので、特殊な糊で防染し、重ね上げた生地の上から染料を注ぎ、模様の部分を染め上げる型染めです。染料が布の繊維に染み込んでいる為、使うほどに柔らかくなり、より使いやすいものに!

南部鉄の風鈴と柳に燕のてぬぐいの組み合わせはとっても夏らしく、立体的な燕とやさしい色合いの柳のゆらめきの中に飛ぶ燕がステキです。是非合わせて使って頂きたいです。中川政七商店のプロデュースする産地の伝統工芸品はどれも物語りがあり、作り手の思い、魅力が溢れています。身近に置いてある物に物語があり、それを知って使うのと知らないで使うのとでは物の価値が違ってくるような気がします。作り手の思いが伝わるよう、販売していきたいです。

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