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スタッフの使い心地レビュー

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かもしか道具店の便利鉢

去年の夏にも一度ご紹介した「かもしか道具店」三重県菰野町の山口陶器が手掛ける地域ブランドです。萬古焼きと言えば四日市のほうが有名ですが隣町の菰野町もかつては焼き物の町でした。現在では7軒になっていますが、小さな業者が分業で役割を持ち、焼き物作りをしています。萬古焼きの産地であつた菰野町から発信するシンプルであきのこないデザイン、器や食にかかわる道具を作り続け、伝統を引き継ぎ次の世代に残すことを使命に、食卓を通じて幸せを届けたいと言う思いに共感し、ファンになりました。かもしか道具店の名前の由来は三重県の県獣でもあるカモシカから!アイコンにもカモシカを使い、地域発展と産地を残すことを目標にがんばるかもしか道具店を私たちも応援していきたいです。前回は土の特性を生かしたオイルポットと直火にかけることの出来る耐熱皿のご紹介でしたが、今回は、そのまま食卓に出せる便利なすり鉢と納豆鉢を紹介します。

すりバチ

すりバチ

多くの家にあるすり鉢には溝があり、ゴマなどをすると、その細かな素材が入り込んで、洗うのがとても面倒!ごしごし力ずくで洗えばスポンジはボロボロに!あまり使いたくない!これが現実だと思います。かもしか道具店のすりバチには溝が存在しません。なのにしっかりすれちゃいます。なぜ?器の中の表面加工に秘密が!!ざらりとした焼き締めの土肌で素材を受け止め溝なしのすりバチを実現しました。大きさは用途に合わせて選べ、そのまま食卓の器として出せるデザインも人気の理由。擦ったり、和えたり、潰したりと何通りにも使える万能道具です。下に重心を置いたどっしりとした設計で、縁を抑えながら作業しなくても、しっかり自立していてくれるので、両手を使って、すりこぎなどに使えて便利。女性でも使いやすいです。

擦りたて素材と野菜などをあえて、そのまま食卓に出せる器は洗い物の手間も一つ減り、最高の状態で、素敵な器で新鮮で旬なものを味わえるのは、一番の贅沢ですね!

サイズは3サイズ、色は4色ありますが、当店では2色の展示です。お取り寄せは出来ます。

すりコギ

すりコギ

すりバチ専用の朴の木で出来たすりコギも用意しています。使いやすい長さ、すりやすい曲面で作られています。鉢との接地面が多い少し平なもの。ぜひ一緒に!

 

なっとうバチ(大)ふつう(小)こぶり

なっとうバチ(大)ふつう(小)こぶり

納豆専用に作られた便利な鉢です。まぜやすい、のせやすい、洗いやすいと使えば分かる納豆専用に買ってもいい!と思える便利な器です。

内側には少しの溝があり、釉薬をかけず、素焼きのまま仕上げてあります。土の粒子が適度な空気を生み、凸凹の溝が簡単に納豆の美味しい粘りを出します。片口の角度も良く、こぼれることなく、ごはんの上にのせることが出来ます。一番のポイントは洗う時!粘着きが嫌で、容器の中で混ぜがちな納豆ですが、素焼きは素材の剥がれがよく、簡単にネバつかず洗えます。ここが一番の選ばれるポイントでしょうか!主婦には洗い物を簡単に!誰もが願っているはずだからです。

こぶりな方は1パックの納豆が薬味を入れても丁度いい大きさになります。大きいサイズはふつうは2パック、家族分の納豆を一気に作りたい方用に!アレンジして、納豆を楽しんでいる方に!

調理器具として、卵を溶いたり、少しのゴマを擦ることも!

かつては焼き物の町として栄えていた菰野町から日本中に萬古焼きを!当店の隣の県であり三重県の焼き物として絶やすことなく、活躍して欲しいとの思いも込めて、その焼き物の良さを伝えること、使うことで、お手伝いさせて頂きたいと思っています。他にも沢山の器、道具の取り扱いをしています。是非、触れて実際に使ってみて下さい。

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