椅子選びのポイント、教えます。
2024.10.25
家具のこと
食事の際だけでなく読書やティータイム、パソコン作業など、私たちは一日の中で多くの時間を椅子に座って過ごしています。座り心地の良い椅子はそんな大切な暮らしの時間をより豊かにしてくれます。でも座り心地の感じ方は人それぞれ・・・自分に合った座り心地の椅子を探すのって結構大変ですよね。
そこで今回は「座り方」をテーマに椅子選びについて考えてみたいと思います。
椅子に座って何をするのか?
今、みなさんはこの記事をどんな体勢でご覧になっているでしょう?
・椅子に座っている方、ソファで寛ぎながら…、また、なかには、ベッドの中で…という方もいらっしゃるかもしれません。同じことをしている際も人によって体勢、姿勢はさまざま。
これは椅子の座り方にもいえることです。まっすぐ深く腰掛けたり、ちょっと浅めにリラックスして座ったり・・・場面や好みに合わせて無意識のうちにいろいろな座り方をしているのです。
全ての椅子が万能なわけではありません。言ってみれば、一長一短。自分がどんな使い方をしたいのかを明確にすることはとても大切です。はっきりとわからない場合は、何をしている時間が一番長いのか?を基準に考えてみてはいかがでしょうか?
作業座りとくつろぎ座り
まずは座り方を大きく2つに分けてみます。
①作業座り
食事、書き物、パソコンなど背筋をピンと伸ばした座り方。腰を伸ばすことで血流が良くなり集中力が高まります。顎を動かしやすくなるので食事の際はよく噛むことにもつながります。
【どんな椅子が合ってるの?】
大切なのは背もたれ。背中をピタッとしっかりホールドしてくれる椅子が向いています。椅子に深く座れるよう座面の奥行きが浅めの椅子も良いですね。
②くつろぎ座り
お酒を飲んだり、テレビを見たり、リラックスした時間を過ごす座り方。背筋を張らずに腰をリラックスさせることでゆったりと落ち着いた姿勢で座れます。
【どんな椅子が合っているの?】
背もたれに角度が付いているとゆったりとした座り心地になります。座面の広さもポイント。同じ姿勢で長い時間を過ごすとリラックスできなくなります。少しづつ姿勢を変えながら座れるような広めの座面の椅子が向いています。肘掛が付いているとよりくつろぎ感がアップします。
自分が使う椅子。どんな使い方、座り方をしたいのか?
このようにひとえに〝椅子〟といっても座り心地はさまざまです。暮らしの中で自分はどんな座り方をしているのかを見つけることが座り心地の良い椅子探しのポイントです。
ご紹介した基本の座り方以外にも私たちは普段何気なく色々な座り方をしています。椅子に座ってする作業によっても座り方も変わってくるでしょう。自分が使う椅子。どんな使い方をする時間が一番長いのか?を考えることも重要です。
ちょっとお行儀の悪い座り方ではあるのですが・・・こうやって自分に合った座り方を理解するのはとても大切です。
ぜひインテリアショップなどで椅子を選ぶ際は恥ずかしがらず(笑)ぜひ色々な座り方を試し、自分の好み、体型、暮らし方に合った椅子を探してみて下さい。
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