床材に合わせウォールナット材の家具を中心にコーディネイト
2024.11.08
家具のこと
屋家具店の淺井です。【この記事は、以前に書いた記事を現在に合わせてリライトしています。】
さて、今日は、インテリアにおける『センス』について少し考えてみました。「センス」この言葉はいろいろな事でよく使われていますが、なんとも抽象的な言葉です。広辞苑で調べてみますと(物事の微妙な感じを察する心の動き)と書いてありました。心の動き、気配り、繊細な、・・・流石は広辞苑、なんとなく腑に落ちました。はっきりと明文化することが難しく、感覚でこれだ!と感じられるものといったところでしょうか?
ただ、私たちは、コーディネイトをする時に再現性を考えます。ただ、個々の『センス』で片づけるのではなく、どうして、居心地がいいのか? なぜ、この組み合わせなのかを日々、実験しながら感性を磨いていきます。
今回はそんな細かなところに気を配ることでバランスが取れているコーディネートを紹介します。
規則性を考える
窓枠など建具に合わせて黒を主調色にし、基調色の床のミディアムブラウンに合わせて、テーブル、テレビボードをウォールナット材の家具を選びました。造付けの壁面テーブルも薄いブラウン色なので、木目を活かした落ち着いたかっこいいインテリアをイメージし部屋全体のコーディネイトを組み立てました。
テーブルの脚もアイアンの細い平行口型脚ですので、ストライプ柄で規則性を作っています。ストライプの色も落ち着いたかっこいいインテリアを意識したブラウン系のストライプでカッコよさを演出。
インテリアを考える上でよく使うのが、『規則性』。同じ色を選ぶとか同じ素材を選ぶとかよく似た形を選ぶ。そうすることでまとまりのある空間を創ることができます。
ソファも抜け感が軽やかなプライウッドのソファ。サイドテーブルには、素材感のある荒縄を選択。素材感を敢えて出すことで、お部屋のバランスを整えています。
天板はメラミンのブラックに廻りをウォールナットで仕上げた天板を選択。ブラックを基調としたかっこいい部屋を意識したコーディネイトです。
今回は、ブラックとウォールナット材をメインにコーディネイトしています。色数をある程度絞ってコーディネイトするとまとまりやすくなります。
リビングテーブルは、迷いましたが、ヘリボーン柄を敢えて持ってきました。自然とここに目が行きますが、個性的なリビングテーブルを持ってくることで少しPOPな空間に調整しています。
何を遊びに持ってこようか…
料理にスパイスがいるように、インテリアにもアクセントが必要です。今回は、サイドテーブルとリビングテーブルにアクセントを加えました。どちらも移動可能で、リビングテーブルは折りたたみもできるので、敢えて個性的なモノを選ばせてもらいました。まとまりのある空間にあえてアクセントをセンス良く配置することで、お部屋の魅力がぐぐっと高まります。私たちも何をアクセントにしようか…いつもここが楽しいところでもあります。
ご来店されるお客様は、過去の納品事例などを見ながら、イメージを作り上げていき、自分好みの空間を作り上げていきます。そのお手伝いをさせていただくのが、我々スタッフです。不明なこと、不安なことは何でもおっしゃってください。いっしょに解決の糸口を探っていきますので、お気軽にご来店ください。お待ちいたしております。
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