
新居にぴったりの家具を選ぶために知っておきたいこと【ダイニング編】
2025.05.09
家具のこと
こんにちは、大和屋家具店の浅井です。

新築を機に家具を新調される方は多くいらっしゃいます。でも、スマホや衣類のように気軽に買い替えられるものではなく、間取りや生活スタイルに合った家具を、これから何十年と使うことを前提に選ぶ必要があります。だからこそ、みなさん慎重になりますし、選択肢が多すぎて「結局どれがいいのか分からない」と迷われる方も少なくありません。
私自身も高額な商品を買う時は慎重になりますし、「誰か詳しい人に相談できたら…」と思うことがよくあります。ですから、家具をご案内する際は、知識や経験、そしてこれまでのお客様の声を整理して、わかりやすくお伝えすることを心がけています。
ダイニングテーブル選びの第一歩は「サイズ」
たとえばダイニングテーブル。最初に考えるのはやはりサイズです。間取りと普段使う人数から「ちょうど良いサイズ感」を見極めることが大切です。
たとえば4人家族であれば、大人一人に必要なスペースは700×400mm程度。これを2倍して1400×800mm。そこに余裕を持たせて幅1500mm×奥行き850mmを一つの基準としてご提案しています。+10cm×+5cmの余剰スペースは、何かを置いておくにも便利ですし、来客時の対応にも余裕が生まれます。
デザインは「好き」で選んでOK。でも迷ったら…
次に大事なのはデザインです。これはもう「好み」が大前提。でも、「何が好きか自分でもよく分からない」という方も、どうぞご安心ください。お客様のイメージをお聞きしながら、ピッタリのものをご提案するのが私たちの役目です。
脚の形状にも実用性の違いがあります
特にご相談の多いのがテーブルの脚の形です。少し狭めの空間や、ベンチチェアを希望される方には「T字の2本脚」タイプをおすすめすることが多いです。

角に脚が無いため、立ち上がりやすく、椅子を大きく引かずに済むなど、実用性にも優れています。6人以上で使う方にも、角に座ってもしっかり使える利点があります。
家具は一度買うと長く使うものですから、納得して選んでいただけるよう、これからもわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
デザインやキッチンとのバランスなど、面白いポイントはまだまだありますので、また別の機会にご紹介しますね。