家具の読み物
インテリアコーディネート

家具の読み物
インテリアコーディネート

動線と背面がポイント、つながりをイメージしたソファ選び

家具選びの中でも大きなポイントになるソファの選び方。でもソファって座り心地もデザインも様々だし大きなスペースも取るし・・・ソファ選びって難しいと思ってる方多いと思います。そこで今回はソファが暮らしの中心になるコーディネート事例をご紹介いたします。

目線を下げてリビングをくつろぎの場所に

目線を下げてリビングをくつろぎの場所に

床から一段下がったリビングスペースが特徴的なこちらのお宅。ソファの背中側にキッチン・ダイニングスペースがあり、ちょうどお部屋の真ん中にソファがレイアウトされる間取り。一段下がることでリビングにいるときの目線が下がり、よりリラックスして過ごせるスペースになっています。くつろぎ感のあるリビングをつくるには目線の高さがとても大切です。日本人ならではの考えではありますが床でごろごろしたりするのって何か落ち着くんですよね。今回選んだのはそういった床でのくつろぎを意識したロータイプのソファ。目線が近づくことで床に座るのと同じような感覚でお使いいただけます。肘掛もなく、ソファの上でゴロゴロしたくなる感満載。ラグの上で遊ぶ子供たちを眺めながらお父さんお母さんはソファでゆったり・・・なんてひとときも想像できるおすすめのくつろぎソファです。

ダイニングとの一体感をイメージする

ダイニングとの一体感をイメージする

今回セレクトしたソファはサイドテーブルを含めて幅2800mmと広めのサイズですがリビングいっぱいをソファで取るのではなく、ソファの横に700mm程スペースを余らせています。このスペースが動線となり、スムーズにリビングとダイニングの間を行き来できるようになりました。また、この大きさにすることで背面の壁からソファが少しはみ出してきます。今回のような間取りだけでなくソファの背中が見えてくるような置き方はよくあるレイアウト方法です。そういった場合に今回のようなシンプルな背面デザインのソファを選んでいただくことでスッキリとした、繋がりや一体感のあるリビングダイニングをつくっていただけます。

最後に・・・

最後に・・・

ダイニングから眺めるとこんな感じでリビングが見えます。ウォールナット材のきれいな木目が顔を覗かせています。

今回のように人の動線や目に入ってくる印象を気をつけていただくことで一体感のあるお部屋が出来上がると思います。お部屋の主役になるソファ選び。座り心地はもちろん、こういった使い方や見え方のポイントも参考にしていただければと思います。

LINEで送る
Pocket