家具の読み物
家具の選び方

家具の読み物
家具の選び方

熟睡したまま寝返り出来る。

 

大和屋家具店の井上です。前回のGELTEXウレタンマットレスに続いて、今回はBodydoctor天然ラテックスマットレスのご紹介をします。皆様ラテックスマットレスと聞いて、馴染みのある人は少ないのではないでしょうか。私も正直、ラテックスマットレスは一度も使ったことがありません。ただ、次にマットレス購入する時には寝心地を体感したい思いから、絶対に天然ラテックス系と決めています。

敢えて天然ラテックスと書きましたが、ラッテクスにはゴムの木の樹液から作られる天然ラテックスと石油が原料の合成ラテックスがあります。

今からお伝えするラテックスの良い点は、全て100%天然ゴムマットレスの内容です。一部合成ゴムなどお値段は比例してお安くなりますが、ウレタンとの比較の中では別の物でもよいかと思ってしまいます。

 

ボディードクターおすすめポイントは5点。

耐久性。

清潔性。

正反発。

ジャパンクオリティ。

通気性。

 

まず耐久性ですが、ボディードクターのラテックスは日本の大手タイヤメーカーも利用していたマレーシアの工場で、良質なゴムの木から抽出した原料のみ使用する為、ヘタりにくく10年保証も付いています。100%天然素材はもちろんエコで、廃棄後に約2年半で土に還り、燃やしても有害物質は発生しません。

 

清潔性は、天然素材にある生体防御です。原料であるゴムの樹液は木を守る為に出ますので、素材自体に半永久的な高い殺菌効果があります。カビ、ダニ、一般性細菌(ブドウ球菌など)に効果が確認されています。

 

正反発、これが一番の理由ですので先に残り2つを説明します。

 

ジャパンクオリティ。ラテックスマットレスはヨーロッパで100年以上の歴史があり色々なメーカーが製造していますが、ボディードクターは日本メーカーです。日本ならではのきめ細かな品質追求が信用を獲得しています。また布団のように床での使用を想定した、丸めて持ち運びが出来るタイプもあります。実際ラテックスマットレスは重くて芯がないので、男性でも運びにくい製品が多いです。

 

通気性は、ラテックスのデメリットと言えますが、ボディードクターは湿度の高い日本使用で作られ、独自の空気層を持つ多孔構造で蒸れにくくなっています。

改めまして正反発。ボディードクターが商標登録をして、理想の寝姿勢を実現する製品のこだわりを表現した言葉で、正しい反発とは加わる力に対して反発力が変化します。上の写真で見て分かるように、重さの違う鉄球の沈み込み比率が同じです。

これは体重に対し下から同等の力で押し返してももらえる、理想の反発力と言えます。

この為、正反発は低反発や高反発では難しい筋肉に近い弾力を持ち、全身の筋肉をリラックスさせながら、寝返りをサポートしてくれます。

質の良い睡眠に最も重要な、耐圧分散性と寝返りの関係を高いバランスで実現することで、

熟睡したまま寝返りが出来るマットレスです。

 

正反発は、 耐圧分散性○  寝返り○

低反発は、 耐圧分散性○  寝返り×

高反発は、 耐圧分散性×  寝返り○

 

○×の単純な話ではありませんが、イメージとして捉えてください。

 

最後にアレルギーと電磁波について、

ラテックスにはカバーが付いていますので、直接触れる事はありませんが、ゴムアレルギーの方はお控えください。

電磁波と健康被害の関係は各国研究中ですが、金属は電磁波を吸着するので、人体でも血液中の鉄分に吸着し血流を悪くすると言われています。その為ヨーロッパではノンコイルマットレスを使用している人が多く、今後ネット通信がより強力な5Gやその先の6Gになっていく事は確実ですので、考えて頂いてもいいかと思います。

 

もちろんカバーリングです。

もちろんカバーリングです。

ウッドスプリングは肩の部分は板を外すなど、硬さが調整できます。

ウッドスプリングは肩の部分は板を外すなど、硬さが調整できます。

上からラテックス/エアウィーヴ/低反発ウレタン/高反発ウレタン

上からラテックス/エアウィーヴ/低反発ウレタン/高反発ウレタン

鉄亜鈴で転がり抵抗(寝返り)を体験。

鉄亜鈴で転がり抵抗(寝返り)を体験。
LINEで送る
Pocket