家具の読み物
家具の選び方

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家具の選び方

想いがある家具。

大和屋家具店の井上です。2021年の干支は辛丑(かのとうし)年です。一般には丑年だけですが、本来の干支は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の十干と、「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の十二支の組み合わせ60通りあり、60年で一周します。十と十二の組み合わせですが120通りではないので、興味のある方は是非調べてみてください。
今年の辛丑年は、今までの慣例や価値観を捨て、痛みを伴っても新たな変革をする年とされています。
十二支の始まりは紀元前1600年頃で天文学の木星12年周期から考え出されたもので、何千年も前から言い伝えられている事が、今の状況と不思議と重なりますので、皆様も何か新しい生き方をはじめてみてはいかがでしょうか?

新型コロナの影響で自宅にいる時間が増えた方は多いと思います。昨年から私も家の中の物をいろいろと整理していまして、本当に必要なモノだけのシンプルな生活始めようとしていくなか、自分にとってなんでもないないモノとそうでないモノには想いの違いがあると感じました。個人個人それぞれ価値観や趣味は様々ですが、これは共通して言える事ではないでしょうか。
思い入れ・愛着・好きなどの感情を抱く物に囲まれると、楽しい・嬉しい・誇らしい・ワクワクするといったポジティブな気持ちにさせて貰えます。

多くの製品の中でも家具は長く生活の一部になる事から想いの要素は強く現れます。ひとつひとつ丁寧に造る職人さんの熱意や、使う人の姿をイメージして形にしたデザイナーさんの考えなど、こう言った製品に秘められた多くの想いをお伝えしていければと思っております。

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