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木は呼吸するっていうけど本当に呼吸するの?

木は呼吸するの?

愛知県半田市のインテリアショップ大和屋家具店の店長の浅井です。
春先は、半田も春のお祭りが行われていて、町中が、賑やかでいいですね。春の気持ちいい天気の中、お囃子の音色とリズムの気持ちいい太鼓の響きが町中にで聞こえます。
今年は10月7日 8日とはんだ山車祭りが5年に1度、開催されますので楽しみにしていただければと思います。

さて、今日は、木は呼吸するの? についてお話したいと思います。
大和屋家具店では、無垢材の家具を多く取り扱っています。無垢材の無垢とは、純粋無垢(じゅんすいむく)の無垢という意味であり意味としては、『本物の木をつかっている材料』という意味になります。大和屋家具店では、一枚板のテーブルを取り扱っていますが、一枚板も当然無垢材になります。また、巾ハギ材や集成材も広い意味では無垢材にあたります。無垢材はこれ!って業界によっても違ってきますが、家具業界では一般的に集成材も無垢材と呼んでいます。
そして、無垢材の家具は製作された後も木の持つ性質をもち続けます。

木は呼吸する?

『木は呼吸する』なんて言われることがあります。木は植わっているときは、光合成をし二酸化炭素を酸素に変えることからなんとなく『呼吸する』というイメージはわきやすいですが、材木になっても呼吸ってするの???っと思われている方もいらっしゃるかと思います。  木の表面に耳を当ててみても『す~は~ すーは~』とは聞こえてきません。(笑)一度やってみてください。
木の反りについて 木が呼吸をするとは木が製材された後でも湿気を吸ったり吐いたりして湿度を調整していることをさしています。無塗装の材料が伐採してすぐに大きく反ったり、割れたりするのはそのためです。木は伐採されて自然乾燥で何年か寝かされます。その間に含水率(木に含まれる水分)が減っていき、反ったり、割れたりしづらくなります。 そしてしっかり乾燥した後に、通常塗装をするわけですが、ウレタン塗装は木に塗膜をつくるので、木が呼吸していない場合が多いです。色々なオイルがありますので、一概には言えませんが、一般的にオイル塗装は木が呼吸をするといわれています。 そのため反りや割れが絶対におこらないとは言い切れません。(言い切れるとしたらソレは無垢材でない場合があるのでチェックしてみてください。) 無垢材は水分を含んでいます。この木に含まれる水分(含水率)は、木が呼吸をすることにより変動します。これも木のもっている特性だと思ってください。 生きているから多少は動きますが、それ以上に無垢材の利点はたくさんありますので、良くご理解したうえでご購入していただければと思います。
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