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スタッフの使い心地レビュー

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中川政七商店の定番蚊帳ふきん・花ふきん

当店でお取り扱いを始めて7~8年たちますが、ご挨拶、自宅用など、みんなに愛されている商品が蚊帳生地を使ったふきんです。奈良の特産品、伝統工芸品である蚊帳生地を使ったふきん。数十年にわたって使い込まれたシャトル織機で織られた生地はふんわりとした味わいがあるのが特徴です。縁の縫製は一枚ずつ手作業でミシン掛けすることで、長く使っても、ほつれずらく、丈夫なのはひと手間を惜しまず、丁寧な仕上げがしてあるこそです。蚊帳生地を美しく、機能的に作っているのがふきんです。通気性、吸水性、速乾性にすぐれ、他の綿ふきんと比べると、驚くほど使い心地がいいのが、蚊帳生地です。時代と共に需要が減り、低迷していく、伝統工芸の蚊帳生地に今のエッセンスを加え、生活に密着したふきんに作り替え、より良く機能的に生まれ変わりました。

花ふきん

花ふきん

一般的なふきんの4倍ほどの大きさ58×58です。目の粗い蚊帳生地を2枚仕立てにしているため、薄く、速乾性に優れています。たたんで使えば吸水性に優れ、広げれば早く乾くので、汚れても簡単に洗うことができ、清潔に保つことが可能です。使っていくと、一回りほど小さくなり、ふわふわな肌触りに!

大きく薄手のふきんは使う用途も多く、いろいろな場所で活躍します。吸水性抜群なので、毎日使うタオルに。食器を包み込む大きさがあるので、大きなお皿も楽々ふけます。収納かごの目隠しに。程よい目の細かさで、だしをこすのにも。蒸し料理の蒸し器の上にも。用途は多いのはこの大きさ、厚さのおかげです。持っていると便利なもの!役に立つものはもらってもうれしいもの!自分使いで購入されて、良かったのでプレゼントに!との声も良く耳にします。

花ふきんには多くの色があり、素敵な花の名前が付けられています。名前の通り優しい花の色。季節を感じる花は日本らしさでもあります。

表裏に違う色の縞を合わせて格子模様を出しています。表裏、表情が違うのも素敵で、透ける蚊帳の良さが生きています。

かや織ふきん

かや織ふきん

花ふきんに比べてサイズも小さめ(30×40)蚊帳生地を5枚合わせた小ぶりで厚みがあり、表の一枚目に色柄を持たせ、使い勝手のいい大きさや可愛さが特徴です。当店でも10種類以上の色柄を店頭に並べています。ちょっとしたお礼やご挨拶、自分使いにと人気の商品です。今季限定、ハートの形に折られたふきん。定番柄を感謝の気持ちを表現するハートの形に!貰ってうれしいふきんです。

縞

色とりどりのすっきりとした縞模様が人気のふきんです。

天(そら)

天(そら)

朝、昼、夕方の移り行く空を3色のグラデーションで表現しています。

季節のふきん

季節のふきん

日本の四季にちなんだ、風景や食を図柄で表現しています。毎年変わる柄にファンが多く、楽しみなふきんです。

花束ふきん

花束ふきん

折りたたむと花束のように見えるデザイン。当店でもとても人気のあるふきん。
感謝の気持ちを伝える時、ご挨拶など、いろいろなシーンに向いていると思います。使う方も、明るく、優しい花柄に癒されますね!

かや織ふきんは本当に沢山の柄があり、見て、選んで、使って楽しめるものだと思います。ご当地キャラクターから名所や名物、デザイナーとのコラボまで、生活に欠かすことの出来ないふきんに楽しさと癒しまでも与えることの出来る、楽しむ道具です。耐久性も抜群で、衛生的に使え、赤ちゃんからお年寄りまで、使い道はいろいろ!丈夫で使うほどに柔らかくなり、吸水性抜群!乾きも早く衛生的。文句なしです。かや織ふきんはお土産やご挨拶などで頂いたり、目にしたことがあると思います。始めはのりが付いているのでバリバリで、これが水を吸うの?と思って、使っていない方はいませんか・・?
家にあるならまず、石鹸を付けずぬるま湯でのりを丁寧に洗い、使って見て下さい。その良さは使わないと絶対に分かりません。

いろいろな素材、メーカーの出すふきんを使って見ましたが、私の中のナンバーワンです。用途に合わせて、厚み、大きさの違うものを愛用しています。これは2年ほど交代で使っている私の家の縞々コレクションです。柔らかくなり、ふわふわで食器などを拭くのに使っています。拭き残しがなく、抜群の使い心地に満足しています。古くなって、現役を卒業したふきんは雑巾にしてまだまだ使えます。

奈良の工芸であるかや織は奈良時代より前に伝わった「風は通すが蚊は通さない」と言われる蚊帳に使われる、目の粗い薄織物で出来ています。薄くて丈夫、通気性抜群の日本の素材を絶やさず、今の生活にあった使い方で、伝統を守って行く奈良の老舗中川政七商店さんの取り組みを楽しみながら応援したいと思います。

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