雑貨の読み物
バイヤー日記

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木と共に暮らす【2】

こんにちは大和屋家具店の岡井です。モー暑い!!毎日暑い!イヤー!口癖です。こんなに暑い中お店に脚を運んできて頂けること、感謝しかありません。

今月11日からのイベント「木と共に暮らす」今回は一枚板の展示会になります。一枚板と聞くとダイニングテーブルを連想されると思いますが、それだけではありません。以前にも少しブログでご紹介したことがありますが、この春からお取り扱いをスタートさせた「木と暮らしの制作所」の商品は木を余すことなく使う、一枚の板で作られる製品も多いです。今回は商品コンセプトも少しお伝えしようと思います。

大和屋家具店で一枚板を取り扱うようになったのは20年以上前の事、もっと前かもしれません。ダイニングテーブルや座卓のような大きな板。この一枚板、実はほとんどの商品が海外から運ばれて来た木を使い製作されているのです。ずいぶん昔は国産材が主流の頃もあったと思いますが、最近では海外からの物がほとんどです。これが当たり前になっているのです。日本にも沢山の木があるのにと思われますが、一枚板に適した材木の調達がなかなかできないのです。木にもいろいろ種類がありまして・・・この話は又別の機会に。

今回ご紹介する「木と暮らしの制作所」一枚板の商品だけでなく、丸太その物を使い製作も行っています。飛騨高山に工房を構え、飛騨の木を使って家具やインテリア小物を製作しています。飛騨を愛し、飛騨の木を大切に思う、森からの恵みを大切に使う、温かい人達の手で生まれる製品はどれもやさしく、沢山の思いが込められてお客様の手元に届きます。そんな思いを少しでもお伝えしながら販売していきたいと思います。前回カッティングボードのお話はさせて頂いているので今回はスツールをご紹介!!

近いうちに時計の紹介もいたします。

HOTA・・Stool

HOTA・・Stool

製材所の中に工房を構え、丸太をダイレクトにすぐ加工出来る恵まれた環境の中HOTAは生み出されています。直径30㎝くらいの細い丸太にくぼみを付けただけのシンプルなデザイン。加工は最小限に!森の一部を切り出したようなナチュラルさが魅力です。写真でも分かるようにひび割れだってあります。生の木の皮を取り、少しだけくぼみを付けたものだから。このスツール、座っていて真二つなんて言う事はほとんどありません。芯はしっかりつながっているからです。生木で作られるHOTAはお客様の手で育てて頂きたいのです。

置いてある環境で表情を変えるHOTA.。

部屋が乾燥していればヒビの隙間は大きくなり、湿度が高い時には溝が小さくなる。木が呼吸しているからです。使っていくうちに艶が出ていい経年変化を見せてくれる。どこで、どう使うかはお客様次第です。

HOTA・Hightray

HOTA・Hightray

小さなHOTAはキーやアクセサリーを置いたり、いくつも並べてオブジェのように!買い足す楽しみもあります。一つ一つに個性があり、想像力をかきたてられます。使われる木々は飛騨で育った木。通常家具製作に使われることの少ないレアな物も多く、私達スタッフも興味深々。木々の色合いや木目など個性派揃い。見ていても楽しくなります。

 

生活に木の温もりを!やさしさも相まって幸せな気持ちにさせてくれます。製品だけでなく、考え方に共感しお付き合いが始まった「木と暮らしの製作所」ここ半田市でもコンセプトをお伝えしていきたいです。

次回は一枚板で作られる時計と木々のお話をもう少ししていきたいと思っています。11日から21日までのイベントでは沢山の木々を見て頂けます。

是非お越し下さい。

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