本日ご紹介させていただく家具は、栓の一位枚のテーブル。愛知県刈谷市にお住いのＳ様邸におさめさせていただきました。家具を搬入させていただいた日はとても天気が良かったのですが、窓をあけると気持ちいい風が入ってくる日当たりのよい平屋の一軒家でした。そのダイニングに栓の一枚板のテーブルを設置させていただきました。非常に木目がきれいで実際に設置させてもらってその存在感にうっとりしました。

とくに栓の耳のこのうねりがリビングのほうから見え、力強い生命力をみせてくれます。今回、この木目の肌触りを最大限に活かすために、オイル仕上げで仕上げました。天板に耳をつけると一枚板の鼓動が聞こえてきそうです。椅子もキャスターがついており、座るとキャスターが引っ込みます。座ったまま移動してもよいように床との接地面にはフェルトを貼らせていただきました。脚も抜きタイプの和風脚。栓の一枚板の木目にあっていてかっこいいです。

写真にあるように今回は、床に丸いコンセントがあるということで、足の取り付け位置を一枚板の端から約12ｃｍの位置に取り付けてほしいとお客様のご要望がありました。また本来、お店では、176ｃｍ程あったのですが、リビングのソファと干渉する恐れがあるということで、約11ｃｍ程カットさせていただきました。Ｓ様は、何度かご来店いただき、図面を見ながら何度か打ち合わせをさせていただきカットするサイズ、どちらの木の端をカットするか？などうちあわせていただきました。またこの栓の一枚板の一番のチャームポイントである耳のうねりがリビング方向から見えるようになど細かい打ち合わせを何度かさせていただきました。

また今回、Ｓ様から一枚板の天板に両面非転写タイプで板に接する面が硬化ＵＶ加工＋10ミクロンアクリルビーズ加工をしてあるビニールを天板の形に沿って、製作させていただきました。この2ｍｍのテーブルマットは、先程の10ミクロンアクリルビーズは、鏡面仕上げのテーブルにもエアーマーク(空気層)ができない優れものです。小さなお子様がいらっしゃるお宅や「傷ついたらショックだわ！」と思われるお客様にはお勧めです。