今回の納品事例は愛知県西尾市のI様邸。今回のI様邸は、壁はホワイト、床も大理石調のホワイト、リビングにあるストリップ階段もホワイト、建具・作り付けの家具もホワイトと家中ホワイトで統一されたモダンな内装になっておりました。そこで今回は、このモダンな空間をアースカラーの家具でコーディネイトしてみました。ダイニングはブラックチェリー材のAZUKIチェアをセレクト。モダン空間を崩さない、シンプルでありながらもディテイルに拘ったチェアは空間を一枚の絵のように納めてくれます。

ソファはイタリア生地を使用した高級感のあるグレーのファブリック、ロータイプの片肘カバーリングソファをセレクトさせていただきました。写真の左側が玄関になりますが、敢えて玄関側の肘をなくして片肘ソファにすることで、ゴロンと横になった時、足は伸ばせますし、玄関から見たときも開放的な空間になします。また、ロータイプなので、ダイニングスペース、キッチンスペースからリビング空間を遮りません。ソファの前にはウォールナットの材の枠でできたガラステーブル、そしてラグもアースカラーのグラデーションのハグみじゅうたんをセレクトしました。

そして、みんなが生活する空間にライティングデスクをご提案させていただきました。ライティングデスクもダイニングと材の違うウォールナット材のライティングデスクでホワイトのアルミ樹脂合板が内装にマッチしています。子どもが学校の宿題をするもよし、奥様が家計簿をつけるもよし、お父さんが、パソコンで調べ物をするもよし。また、ライティングで閉めてしまえばインテリアを崩すこともありません。また、ライティング用の椅子は来客が来たときに椅子を増やせるように異素材で同じチェアを選ばせていただきました。

今回は、木の持っている素材色で家具を選んでいます。ブラックチェリー、ウォールナット、オークと経年変化によって味わいを醸し出してくれる木材を混ぜてコーディネイトしました。アースカラーとは地球の大地や植物などの自然物をイメージした色を総称で、人口的な着色をしていないので、混在していても違和感を感じません。むしろ異素材があって森のような雰囲気になり空間を落ち着かせてくれます。