おとうさんとおかあさんは熱心にデスクを選び、『さぁ これに決めるよ。』というところで子どもがおとうさんとおかあさんが選んだデスクに猛反対することがあります。(笑)
ひどい時には、激しい泣き声とおかあさんの怒った声が店内に響き渡りそのままご帰宅する場合も何度か目撃したことがあります。
デスクは、誰が選ぶのが一番いいのか?
私の考えでは、おとうさん、おかあさんが選ぶのが一番いいと考えています。
当たり前ですが、デスクは何度も買い替えできるものではありません。実際には、小学校の入学に購入し本格的に使い始めることが中学生になってから・・・なんて子どもさんもたくさんいらっしゃいます。
例えば、ペンケースなんかも、小学校に入学仕立てのときは、いろいろと仕掛けがあってキャラクターの入っているペンケースでも小学校高学年、中学校、高校になるにつれ、シンプルになっていくのが一般的だと思います。ペンケースや文房具は、まだ、買い替えがしやすいので、成長に合わせて選んでいただければ問題ないと思うのですが、デスクはなかなか買い替えができません。
ですからおとうさん、お母さんの目でしっかりと選んでいただくことが間違いのないデスク選びだと考えています。
また、子どもは、遺伝的におとうさん、おかあさんの体形に近づく可能性がたかい。もちろん、例外もありますが、私も父親と体形や身長が近いです。お父さん、お母さんが座ったり触ったりしてみて、自分の子どもが大人になったときをイメージしながらデスクを選ぶことが大切だと思います。
子どもの立場で選ぶのではなく、大人の目線で選んでください。
など、今の自分の使い勝手と比べて選ぶのも大切です。
話を元に戻しますと、子どもは大人がデスクを選ぶ視点とはまったく違う視点で選んでいることを忘れないでください。(すべてではありませんが・・・)
などなど、およそ本質とはかけ離れた理由で選んでいることが多く見受けられます。
でも、それも当然で、保育園や幼稚園に通っている子どもたちに、将来見据えて選べって!無理だと思いませんか?自分の子どものときを思い出してみても それは、無理だと痛感します。
(なので、大和屋では、自分たちが将来使いたくないデスクは展示してません。つまり子どもだましのデスクはお店に並べません。)
でも、たくさんの種類をならべてある家具屋さんだと子どもは、子どもうけするデスクに 甘いものに引き寄せられていくありさんのように吸い寄せられていきます。(笑)
でも、お父さん、お母さん!! ここが正念場です。頑張って粘り強く子どもに説明してくださいね。
説明すれば少し、時間がかかってもきっとわかってくれます。
そして、その子どもたちは、中学生、高校生のおにいちゃんおねえちゃんになったら、粘り強く説明してくれたおとうさんおかあさんに改めて感謝してくれると思いますよ。