家具の選び方

子どものデスクは大きくなってから購入しようと思っていませんか?

この時期になると少し暖かくなってきて、軽く体を動かしたくなってきませんか?愛知県半田市 大和屋家具店 店長の浅井です。休みの日に時間を気にせずにぽかぽか陽気の中、ゆっくりランニングしたりウォーキングしたりすると本当に気持ちいいですね。

さては、今日は、子どものデスクの購入時について少し考えてみたいと思います。

子どものデスクは大きくなってから購入しようと思っていませんか?

買うタイミングっていつがいいんだろう?

よく学習デスクを下見に来るお客様とお話していると

  • 「きっと勉強しないからデスクは子どもが小学校の高学年になってから買おうかなぁ」
  • 「うちの子は勉強しないから、勉強机はいらないの・・・」
  • 「今は、アパート暮らしだから新居に引っ越してから考えるわ!」

  • と言われることが少なくありません。

    購入のタイミング

    でも、よ~~~く考えてみてください。子どもの成長は本当にはやくあっという間に大人になってしまいます。
    確かに、学習デスクの購入時期を考えるにあたり、子どもっぽいデスクではなくもう少し判断ができるようになってから選ばせたいと考えている方も多いのもわかります。
    でもそれは、「時期の選択」ではなく「商品の選択」で解決でき、大人になっても飽きがこない学習デスクを選ぶことで解決できると思います。
     「大人になるまで学習デスクを買わないよ!」のであればそれはそれでいいのですが、どうせ買うのであれば、タイミングというものはすごく大事ではないかと思うんです。
    私も子どもの頃、学習デスクがお部屋に来たことを今でも覚えています。何か少し大人になったようなピリッとした感覚。結局は、小学校のことをあれこれと思い描きながらデスクの棚の上にお気に入りの宝物を並べていたことを覚えています。
    でもそれが大人の階段を登ることだと思うんです。子どもにとって一番うれしくて効果的なタイミング、それはやはりけじめである小学校入学時だとおもいます。

    自分の居場所、邪魔されない自分だけの空間をもたせるということ

    最初は、喜んでくれたけれどすぐに学習机に座ることがなくなった・・・。そんな思い出のある親御さんもいるかと思います。
    学習デスクの一番最初の大きな役割は、「自分だけの場所を与えてもらえること」だと思います。それは、大げさに言えば「一国一城の主」になるということです。最初は、自分の好きなものを飾ったり、勉強しているなぁ~と思ったら、デスクマットのキャラクターを見てニヤニヤしていたり・・・。でも、最初のうちは、それを怒ったりしないでくださいね。それでいいんですから・・・。自分の城を持つということは責任を持つということ。自分できれいにしないと自分の居心地のいい空間になりません。何かを覚えたり宿題をやったりすることが勉強ではありません。
    自分で工夫しながら、失敗しながら自分好みに変化を実験していくことが子どもの創造力を養う大切な勉強なのですから・・・。自分の自主性と責任で自分を管理することを教えるのに学習机は1番の教材です。

    机に向かう習慣作り

    最初に、デスクを買ってあげると子どもは、目をキラキラさせて座っています。でも、1週間もするとデスクに座らなくなる。そんな姿を見て、お父さん、お母さんは「子どもにデスクを買ってあげるのは意味があるのかしら・・・」なんて思ってしまっても無理はありません。

    机に座る習慣化

    座って勉強するかしないかも重要ですが、自分の自主性と責任をもたせることも同じくらい機会も重要です。
    最初から理想を追い求めずに、「1日、15分でいいから、絵を描いたり、漫画を読むのでも良いから座ってごらん。」そんな仕掛けが大切なんだと思います。 最初は、それで十分です。それを親も一緒になってやってあげることが重要です。
    じょじょに慣れてくると子どもは、デスクで座って何かやるようになります。学習デスクは自分の体のサイズに合わせて調整できるものがほとんどですから、子どもは習慣さえ付けば自然にデスクに向かうようになりますよ。

    まとめ

    デスクは、子どもがそれなりに判断できるようになってから子どもがいいデスクを買うという考え方は理にかなっているように思えますが、私としては、子どもが小学生の低学年から中学生になる6年間に期間にして約2000日を大事に考えてほしいということです。
    今では、子どもから大人まで使えるシンプルなデスクは選べるほどありますしリビングで勉強するにしろ子ども部屋で勉強するにしろ、どちらにしても意識や習慣は短時間では身に付きません。
    学習デスクがあれば意識や習慣が身に付かないということではなく、どうせ購入するのであれば、先のことまで考えて親の責任で子どものデスクを選んであげることが大事ではないでしょうか。
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