家具の選び方

リビングにデスクを置くときに気をつけておくこと

リビングにデスクを置くときに気をつけておくこと

1、リビング学習とは?

子供が、1年生の準備をする時期になってくると、ママ友たちの間でも学習机の話題が時々あがってきますよね。
つい、10年ほど前までは、学習机は子供部屋にもっていくのが当たり前でしたが、近年ではリビングで勉強するほうが子供の学習に良い!と言われ、書籍などでも紹介されています。



上の図にあるようにある家具メーカーの調査では、「子供にリビング学習をさせたいですか?」の問いに50%以上が「ぜひさせたい」30%以上が「まあさせたい」と答えたなんてアンケート結果もあるほどです。
実際に、東大出身者はリビングで学習をしていた人が多かったなんて説もあり、家庭学習に影響を与えたなんていわれています。
簡単に言うと、リビング学習とは、親の目の届くリビングやダイニングスペースで、子供が学習できる環境を作り勉強することを いいます。

2、家具屋さんが考えるリビング学習で気をつけること。

まず、可能であれば、デスクを置くことをオススメします。そして、子どもの視界に親が入らないようにデスクを置いてください。
程よい緊張感は、学習効率をアップさせるといわれていますが、ちらっ ちらっ とおうちの人が見えると「おこられるのでは?」と緊張しすぎる子どももいるようです。
また、昔のデスクは奥行が75cm以上あるものもありましたが、リビングでは奥行の深すぎるものはリビングの中での導線(歩く道筋)を妨げ、圧迫感を与えますので、注意が必要です。
また、かといって浅すぎる奥行は逆に学習の効率を妨げます。50cm以上は奥行があるとゆとりをもって学習できるでしょう。
また、リビングに置くことであまり圧迫感を与えないように、デスクを4本脚や口型脚を選ぶお客様もいらっしゃいます。

4本脚デスク

部屋に圧迫感を与えない4本足デスク



口型脚も学習デスクでは人気の形です。

デスクの脚などでもリビングの見た目がかなり変わってくるので、注意が必要ですね。

3、ダイニングテーブルで勉強するにもあると便利家具

ダイニングテーブルで勉強する場合、勉強の姿勢にも注意が必要です。
ダイニングテーブルは大人向けに作られていますのでテーブルの高さに座面や足載せの高さの変えられる子どもチェアのみを買っていかれるお客様も見えます。
リビング学習に特化したダイニング用の子ども椅子もありますので、考えてみてはいかがでしょうか?
また、手元が陰になって暗くなる場合などは、学習する向きや、場合によっては、電気スタンドなどを考えるいいでしょう。
また、子ども部屋がない、または、リビングですべて宿題、勉強、明日の準備ような子どもは、リビング用のデスクワゴンや収納棚 も考えて見るといいでしょう。
お片づけの習慣づけができるようになります。

まとめ

子どもの少子化や学習環境の変化によって子どもの学習スタイルも変化してきています。
子どもたちが、ストレスを感じずに学習できるように、工夫できるところは、工夫し各家族ごとの理想の学習環境を導きだしていただければと思います。

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