家具の選び方

大和屋がシンプルデスクを推奨するわけ・・・

こんにちは。今日は、学習机について少し考えをまとめてみようかと思います。

一昔前は、デスクは9月くらいから5月のゴールデンウィークくらいまで、展示することが多かったですが、最近、大和屋では年中だいたい展示しています。

どうして、季節商品から年中商品になっていったのかを考えながら、本日は、『シンプルデスク』について考えてみたいと思います。

大和屋がシンプルデスクを推奨するわけ・・・

1、学習机は、誰が選ぶのが一番いいのか?

学習机を選びにきたおとうさんとおかあさんと子ども。

おとうさんとおかあさんは熱心にデスクを選び、『さぁ これに決めるよ。』というところで子どもがおとうさんとおかあさんが選んだデスクに猛反対することがあります。(笑)

ひどい時には、激しい泣き声とおかあさんの怒った声が店内に響き渡りそのままご帰宅する場合も何度か目撃したことがあります。

デスクは、誰が選ぶのが一番いいのか? 

私の考えでは、おとうさん、おかあさんが選ぶのが一番いいと考えています。

当たり前ですが、デスクは何度も買い替えできるものではありません。実際には、小学校の入学に購入し本格的に使い始めることが中学生になってから・・・なんて子どもさんもたくさんいらっしゃいます。


例えば、ペンケースなんかも、小学校に入学仕立てのときは、いろいろと仕掛けがあってキャラクターの入っているペンケースでも小学校高学年、中学校、高校になるにつれ、シンプルになっていくのが一般的だと思います。ペンケースや文房具は、まだ、買い替えがしやすいので、成長に合わせて選んでいただければ問題ないと思うのですが、デスクはなかなか買い替えができません。

ですからおとうさん、お母さんの目でしっかりと選んでいただくことが間違いのないデスク選びだと考えています。
また、子どもは、遺伝的におとうさん、おかあさんの体形に近づく可能性がたかい。もちろん、例外もありますが、私も父親と体形や身長が近いです。お父さん、お母さんが座ったり触ったりしてみて、自分の子どもが大人になったときをイメージしながらデスクを選ぶことが大切だと思います。
子どもの立場で選ぶのではなく、大人の目線で選んでください。

  • ・仕事をするときに、狭くないか?
  • ・将来、パソコンを置くときに奥行が狭くないか?

  • など、今の自分の使い勝手と比べて選ぶのも大切です。

    話を元に戻しますと、子どもは大人がデスクを選ぶ視点とはまったく違う視点で選んでいることを忘れないでください。(すべてではありませんが・・・)

  • ・かっこいい(かわいい)デスクマットがデスクの上にのっているから。。。
  • ・キャラクターがデスクの前についていてかっちょいいとか。。。
  • ・色がきらきらしていてかわいいとか。。。
  • ・自分の好きな色がふんだんに使われている。
  • ・デスクが変身して姿が戦隊ものぽくっていい。

  • などなど、およそ本質とはかけ離れた理由で選んでいることが多く見受けられます。
    でも、それも当然で、保育園や幼稚園に通っている子どもたちに、将来見据えて選べって!無理だと思いませんか?自分の子どものときを思い出してみても それは、無理だと痛感します。
    (なので、大和屋では、自分たちが将来使いたくないデスクは展示してません。つまり子どもだましのデスクはお店に並べません。)
    でも、たくさんの種類をならべてある家具屋さんだと子どもは、子どもうけするデスクに 甘いものに引き寄せられていくありさんのように吸い寄せられていきます。(笑)

     でも、お父さん、お母さん!! ここが正念場です。頑張って粘り強く子どもに説明してくださいね。
    説明すれば少し、時間がかかってもきっとわかってくれます。
    そして、その子どもたちは、中学生、高校生のおにいちゃんおねえちゃんになったら、粘り強く説明してくれたおとうさんおかあさんに改めて感謝してくれると思いますよ。

    2、大和屋家具店がシンプルデスクを推奨するわけ。

    前の項で話したとおり、子どもは、大人と違った目線で学習デスクを見ています。

    すぐに買いかえれない学習デスクを考えたときに長い目で見た学習デスク選びが大切になってくるでしょう。 大和屋では、学習机は季節商品ではなく年中商品になりました。
    なぜなら、デスクのデザインが大幅に変化していくことがあまりないからです。

    デザインはシンプルに、その分、素材に力を注ぐ・・・。そんな商品選びを心がけているので、突拍子もないデスクは展示はしません。

    なので、年間、かなりの大人の方も大和屋の学習机を購入してくださります。それは、大人になっても飽きないシンプルなデザイン・リビングで仕事をするのにコンパクトでなじむデザインであるからにほかありません。
    子どもが喜ぶようなアイデア満載のデスクではなく、大人になっても愛着の湧いてくるような天然木の天板、耐久性を備えた品質重視でデスク選びをしてみてはいかがでしょうか?
    天然木は、経年変化といって人間が年齢を重ねるように木材も味わいを醸し出してくれます。
    ぜひデスク選びのポイントに選んでください。

    まとめ

    私も記憶にありますが、保育園も卒業に近づくといろいろとお父さん、お母さんに連れて行かれていろいろ小学校の準備をしていきます。
    子どもが使うものだから、『子どもに選ばせてあげたい』と思う感情が沸くことも1人の親として十分理解できます。
    比較的、値段の安く成長に合わせて買い換えていけるものに関しては、子どもに選ばせながら自主性をもたせる考え方もありだとは思います。しかし、将来 なかなか買い換えられない学習デスクなどは、親の主導で選んでもらうのが一番的確ではないかと思います。

    その時は、実際にデスクがフル活躍する少し将来のことをイメージして選んでいただければと思います。

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